Jimdoで老朽化したサイトをリニューアル、社内運用もスムーズに　昭和建機株式会社様

山形市に本社を構える 昭和建機株式会社様のコーポレートサイトリニューアルを担当しました。既存の独自CMSが老朽化し、更新性と運用負担の課題が生じていたため、ブロックエディターベースで使いやすさと保守性を両立する新しいCMS環境として Jimdo を採用しました。
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リニューアルの背景

従来は独自開発のCMSを利用していましたが、更新箇所が限定されており、機能拡張やセキュリティ面で課題が発生していました。「社内で気軽に更新できるサイトにしたい」というご要望を受け、Jimdoを中心とした再構築を提案しました。

CMS選定の経緯

• Wixやペライチなど複数のノーコードCMSを比較検討
• Jimdoはブロックエディター系CMSで操作が直感的で、デザインと管理のバランスが良い
• しっくりくるテンプレートがあった

結果として、クライアントが自社で更新しやすく、維持コストを抑えられるJimdoが最適な選択肢となりました。

デザインと構成の工夫

Jimdoはテンプレートのカスタマイズ性に限りがあるため、まずはデザインツール上で制約を踏まえたカンプを作成し、クライアントに確認いただいたうえで構築を進行しました。限られた範囲で最大限の表現を目指し、企業の信頼感と堅実さを重視したデザインを採用しています。

デザイン面でのポイント

• ベースカラーは昭和建機様のコーポレートブルーを基調に設定
• 視線誘導を意識した余白設計とフォントサイズ調整
• Jimdoの制約を考慮し、事前にレイアウト崩れを防ぐデザインを策定

写真素材はクライアント様よりご提供いただきましたが、そのクオリティが非常に高く、Web全体の印象を大きく引き上げる要素となりました。やはり、最終的な完成度を左右するのは写真品質であると改めて実感しました。

運用とレクチャー

Jimdoの操作はシンプルですが、初回レクチャーでは基本操作や更新ルールを整理。1回の対面レクチャーで担当者が自走できるレベルまで理解していただけました。特に、クライアント様が日常的にOfficeツールを活用されていたこともあり、操作習得が非常にスムーズでした。

制作後の運用では、管理者側の混乱もなく、社内更新が定着しているとの報告をいただきました。

結び

今回の昭和建機株式会社様のサイトリニューアルでは、「無理なく続けられるWeb運用」をテーマに、CMS選定からデザイン・構築・レクチャーまで一貫してサポートしました。Jimdoは機能こそシンプルですが、情報発信主体の中小企業にとっては最適なバランスを持つCMSであると感じました。

結果として、社内運用がスムーズに定着し、デザイン・操作・更新のすべてでクライアントに高い満足をいただいた案件となりました。