印刷サイズの制約や技術的な課題を丁寧にすり合わせスッテカー制作 BAR RDRS様
秋田県湯沢市のバーRDRS様より、オープン1周年を記念してステッカー制作のご依頼をいただきました。地元・秋田からのご相談ということもあり、以前担当した名刺制作に続き、世界観を継承したデザインとして制作を進めました。
BAR RDRS – 湯沢市表町/飲食店 | Yahoo!マップ
デザインコンセプトと世界観の継承

RDRS様の名刺は黒を基調とした重厚感と、オーナー様こだわりのドラゴンモチーフが印象的なデザインです。今回のステッカーもその世界観をそのまま引き継ぎ、「店舗のシンボルとしても機能するステッカー」を目指しました。名刺デザインとの統一感を保ちながら、素材の質感や色の深みまでこだわりました。
サイズと印刷方法の検討

当初、希望サイズは8cm×2.5cmでしたが、キャッチアップの過程で既存の印刷業者ではそのサイズに対応できないことが難しい事が判明。そこで複数の代替案を検討しました。
- A案:オフセット印刷(8cm×5cm)でデザインを再構成(少しバランスに難あり)
- B案:オフセット印刷(8cm×5cm)に2枚印刷して断裁で対応(非推奨)
- C案:オンデマンド印刷(8cm×3cm)で実現可能
最終的には、C案のオンデマンド印刷(8cm×3cm)で合意を得て制作。デザイン面の調整を行い、印刷クオリティとデザインのバランスを両立させました。
印刷と仕上がり確認

ステッカー制作は約10年ぶりの案件(2025年10月現在)で、当時使用していた業者とは異なるため、最新の印刷仕様や素材感などを一からキャッチアップするところからスタート、リスキリングを経ての制作となりました。
納品までの流れ
- 印刷サンプルの出力確認を実施
- 仕上がりを私の方で検品し、問題なしと判断
- その後オーナー様へ直接納品し、ご満足いただけました
黒ベースでドラゴン背景も美しく再現され、名刺・店舗ロゴと並べても統一感のある仕上がりになりました。
結び
RDRS様のステッカー制作は、過去に制作した名刺の世界観をそのまま拡張するデザイン案件でした。印刷サイズの制約や技術的な課題を丁寧にすり合わせながら進めた結果、店舗の個性とクオリティを両立したステッカーを完成させることができました。地元・秋田からのご依頼ということもあり、制作を通して改めて「地域とデザインのつながり」を感じた案件でした。
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