某上場企業サイトを Content Hub(旧 HubSpot CMS)でリニューアル
約7割のコスト削減Content Hub(旧 HubSpot CMS)サイト構築 某上場企業様 イメージ

約7割のコスト削減Content Hub(旧 HubSpot CMS)サイト構築 某上場企業様

某上場企業様のサービス紹介サイトを、HubSpotのCMSプラットフォーム「Content Hub(旧 HubSpot CMS)」で構築しました。HubSpot代理店や法人経由では高コストになりがちなContent Hub案件を、直接構築サポートすることで約7割のコスト削減を実現。Content Hubによるフォーム・メルマガ・CRMを統合した運用効率の高いサイトを構築しました。

プロジェクトの背景

依頼の背景には「HubSpot代理店や法人を通すと構築コストが非常に高くなる」という課題がありました。代理店経由では、制作費以外にも様々な費用が加算されるケースが多く、特に中小規模サイト構築ではコスト面のハードルが高くなりがちです。

依頼の主なポイント

  • HubSpot CMSの構築コストを下げたい
  • WordPressのような柔軟な編集体験を保ちたい
  • フォームやCRM連携をワンストップで実現したい

Content Hub(旧 HubSpot CMS)の採用理由

クライアントは当初、WordPressなどの汎用CMSを想定していましたが、情報セキュリティ面や社内運用を考慮し、HubSpotの「Content Hub」を採用。Content HubはSaaS型であり、パッケージ型CMSに比べ制約はあるものの、クラウドならではのセキュリティと安定性が魅力です。

Content Hubのメリット

  • フォーム・メルマガ・CRM・アクセス解析がワンストップで完結
  • セキュアな運用が可能
  • サーバーメンテナンスが不要で、常に最新環境を維持
余談ですが格安のスタータープランでもCRM・メルマガ等が活用出来るの魅力的です。
https://www.hubspot.jp/pricing/content/starter?currencyCode=JPY&term=annual

構築のポイント

HubSpot独自のテンプレート言語「HUBL(HubL)」を理解することで、想像以上に柔軟なカスタマイズが可能でした。初期段階ではWordPressのような自由度に比べ制約を感じる部分もありましたが、構成を設計段階で整理することで十分対応可能な範囲でした。

https://developers.hubspot.jp/docs/cms/reference/fields/overview

実装上の工夫

  • HubLとモジュール設計を組み合わせた再利用可能な構成
  • 管理画面での編集を考慮したフィールド設計
  • WordPressライクな構成も意識

HTML・CSS・JSの構成もHubSpot標準構造に合わせつつ、余計な依存ライブラリを排除して軽量化を実現しました。

WordPress・Wix・MovableTypeなどとの比較

これまでにWordPress、Wix、MovableTypeなど複数のCMSで構築経験があるため、それぞれの特性を踏まえた上でContent Hubの立ち位置を整理しました。

比較所感

MovableType・WordPressなどパッケージ

自由度は高いが、セキュリティ負担が大きい

Wix

ノーコードで手軽だが、マーケティングツールに難あり、中小企業向けに感じる

Content Hub

制約はあるが、運用・セキュリティ・分析面では一番優れている

結果として、BtoB用途やマーケティング連携を重視する企業には適した選択肢ではないかと思いました。

成果と効果

  • 代理店経由に比べて約7割のコスト削減を実現
  • フォーム・CRM・メルマガを統合した効率的な運用体制を構築
  • クライアント社内でも独自更新が可能なモジュール構成を実現

珍しいContent Hub構築案件ではありましたが、SaaS型CMSとしての魅力を活かし、セキュリティ・運用効率・コストの3点を高いレベルで両立したサイトとなりました。クライアントからも「代理店を通さずここまでできるとは」と非常に高い評価をいただきました。

結び

今回のプロジェクトは、SaaS型CMS「Content Hub」を実務レベルで扱う貴重な経験となりました。HubSpot代理店を通さずとも高品質なサイト構築が可能であり、同様の課題を抱える企業様には大きなコストメリットを提供できると確信しました。


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